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センター試験の役割

大學入試センター試験は、昭和54年度から平成元年度まで実施された國公立大學を対象とした共通第1次學力試験に代えて、平成2年度から國公私立大學を対象として実施されています。

平成23年度からは、AO入試を実施する際は、大學入試センター試験の成績を出願要件(出願の目安)や合否判定に用いること等に留意することが大學入學者選抜実施要項(文部科學省高等教育局長通知)に明記されました。

大學入試センター試験の果たす役割

1.難問奇問を排除した、良質な問題の確保
昭和53年度以前は、高等學校教育の程度や範囲を超えた難問奇問の出題が少なくありませんでしたが、共通第1次學力試験や大學入試センター試験の導入により、難問奇問を排除した良質な問題が確保されるようになり、現在、高等學校等の関係者からも高い評価を受けています。

2.各大學が実施する試験との適切な組合せによる大學入試の個性化?多様化
大學入試センター試験を利用することで、小論文、面接等を実施する大學や推薦入試、帰國子女?社會人を対象とした特別入試を実施する大學が増えつつあります。このように、大學入試センター試験は大學入試の個性化?多様化に貢獻しています。

3.國公私立大學及び公私立短期大學を通じた入試改革
公私立大學?短期大學の利用數は、平成31年度入試では、768 大學?短期大學であり(平成30年3月31日現在)、利用した大學?短期大學からも好評を得ています。

4.アラカルト方式による各大學に適した利用
大學入試センター試験では、利用教科?科目を各大學が自由に指定できるアラカルト方式により、各大學がその大學?學部に必要な教科?科目を指定することができます。

大學入試センター試験利用のメリット

大學入試センター試験を利用することにより、新しい層の學生の開拓や、全國へのアピール、さらに面接などに重點を置くことができるなど、様々なメリットがあります。

●大學入試センター試験の利用により、今まで実施が難しかった小論文や面接を導入する余裕ができた。

●受験者が全國的に広がり、受験者數も従來より増加した。

●大學のPR に役立ち、イメージアップが図れた。

●大學入試センター試験を利用する選抜については、全科目に平均的な學力を有するオールラウンド型の生徒が受験するなど、従來とは異なった層の學生を開拓することができた。

●大學獨自の試験のみで選抜を行うよりも、広範囲の教科?科目から選択することで広い視野からの受験者の適性の評価が行えるようになった。

●同一大學?學部の受験チャンスが1回増えたことが受験者に好評であった。

各大學での利用方法の一例

●基礎的な學力を幅広く評価するため、出題教科?科目を総合的に活用。

●一般入試の募集人員の一部について、大學入試センター試験の特定の教科?科目を選択。

●教科?科目に幅を持たせ、受験者が得意なものを選択させる。

●調査書と大學入試センター試験で第1次の選抜を行い、その合格者について面接試験を実施。

●工學部において、大學入試センター試験の數學?外國語を選択。大學が行う試験は理科のみを実施。

●募集人員の一部について、大學入試センター試験と大學が行う試験のうち、高得點の方を合否の判定に使用。

●推薦入試について、大學入試センター試験の國語?外國語のみを用い、大學が行う試験として面接を実施。

●大學入試センター試験で必要とする成績水準を明示した上で、大學入試センター試験の成績がその水準に達している者は大學が行う試験に進ませ、大學入試センター試験の成績は合算せずに大學が行う試験の成績のみで合否を判定。

●大學の自主的な判斷に基づき、過年度の大學入試センター試験の成績を當該年度の入學者選抜に使用。

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